栃木強盗殺人・28歳指示役はなぜ名前が出ない理由「また上級国民なのか」

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「28歳なのに、なんで顔と名前が出ないの?」
「上級国民だから守られてるのか? それとも外国人?」

栃木県上三川町の豪邸で起きた、凄惨な強盗殺人事件。16歳の実行犯4人が逮捕されたことに続き、彼らに犯行を指示したとみられる「28歳の男」が羽田空港で逮捕されました。

しかし、ニュースの第一報では男の「実名」も「顔写真」も伏せられたままでした。16歳の少年たちが少年法で守られるのは理解できても、なぜ立派な成人である28歳の男が匿名報道なのか。

ネット上で沸騰する「上級国民説」や「国籍の壁」といった憶測の真偽と、彼が第一報で匿名になった「警察のリアルな捜査事情」。そして、使い捨ての「28歳の男」に待ち受ける、絶対に逃れられない絶望的な量刑について徹底検証します。

栃木強盗殺人・28歳指示役の実名報道がないのはなぜ?

栃木強盗殺人・28歳指示役はなぜ名前が出ない?「上級国民なのか?」

事件から数日後、羽田空港の国際線ターミナルで高飛び直前に確保された28歳の指示役。劇的な逮捕劇であったにも関わらず、メディアで報じられたのは「神奈川県在住の28歳・職業不詳の男」という曖昧なプロフィールだけでした。

「また上級国民なのか」「国籍は?」スレで飛び交う憶測と怒り

これに対し、ネット掲示板やSNSでは即座に怒りの声と憶測が飛び交いました。

「16歳が名前を出されないのはわかるが、なぜ28歳の成人が保護されているのか」
「親玉が政治家や官僚など、権力を持つ『上級国民』だから警察が忖度しているのでは?」
「名前が出せないということは、外国籍(特定の国の人)だから配慮しているのか?」

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無理もありません。これまで多くの凶悪事件では、逮捕と同時に容疑者の顔写真と実名が全国に晒されてきました。

それがない以上、「何か特別な力で守られているのではないか」と勘ぐるのは、情報化社会における必然的な防衛反応です。

第一報で名前が出ないのは「共犯の逃亡・証拠隠滅」を防ぐため?

しかし、法律や警察の実務運用という「ファクト」に照らし合わせると、まったく別の現実が見えてきます。

まず大前提として、成人であっても逮捕された瞬間に「必ず実名を報道しなければならない」という法律はありません。

警察が第一報で実名発表を控える、あるいはメディアが実名報道を見合わせるケースには、主に以下のような「極めて現実的な捜査上の理由」が存在します。

共犯者の逃亡を防ぐため

今回の事件は「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」が関与している可能性が高いとされています。逮捕された28歳の男の「さらに上の指示役」や「別の実行犯」がまだ野に放たれている場合、警察は「誰がどこまで喋ったか」を隠密にする必要があります。

実名を大々的に報じれば、共犯者に「あいつが捕まったなら俺もヤバい」と逃亡の猶予を与えてしまうのです。

証拠隠滅を防ぐため

スマートフォンや通信アプリ(テレグラム等)のアカウント履歴など、決定的な証拠を押収・解析する前に名前が出れば、外部の共犯者によってデータが遠隔消去されるリスクがあります。

裏付け捜査の段階であるため

羽田空港で緊急的に身柄を確保した段階では、まだ強盗殺人との直接的な関与(証拠)を固めきっていない可能性があります。

つまり、名前が出ないのは「上級国民だから守られている」のではなく、「警察が背後の組織を本気で一網打尽にするための、緻密な情報統制(戦略)を敷いているから」と見るのが、犯罪捜査のセオリーなのです。

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「企業で言うと主任レベル」28歳指示役の立ち位置と厳罰のリアル

ネットの憶測に対するカウンターとなる事実はもう一つあります。それは「トクリュウの指示役は、上級国民などではない」という冷酷な事実です。

「バイトの上には正社員」スレ民が指摘する使い捨ての構図

ネット掲示板には、今回の事件の構造を的確に突いた書き込みがありました。

「最初に捕まった16歳はアルバイト。アルバイトの上には正社員がいて、その上に係長、さらに課長、部長がいる。こいつはせいぜい主任レベルだろ」

近年の首都圏で相次ぐ連続強盗事件でも、逮捕された20代〜30代の指示役・リクルーターたちの多くは「無職」「職業不詳」であり、多額の借金やギャンブル依存、反社会的勢力との繋がりを持つ「社会的に不安定な若年層」であることが明らかになっています。

大企業の幹部や資産家の二世といった「上級国民」が、わざわざ現場に近いリスクの高いポジション(指示役)に就くことはあり得ません。28歳の彼もまた、海外の安全圏にいる「真の黒幕」からすれば、いつでも切り捨て可能な「トカゲの尻尾(中間管理職)」に過ぎないのです。

少年法は無関係!28歳成人に待ち受ける「死刑か無期」の絶望

しかし、彼が「ただの使い捨ての駒」であったとしても、日本の司法は彼に一切の同情を寄せません。

【強盗殺人の共謀共同正犯】
刑法第240条(強盗殺人罪)の法定刑は「死刑または無期懲役」のみです。そして、自ら現場に行って手を下していなくても、事前に強盗を計画し、武器を準備させ、実行犯を遠隔で操っていた「指示役」は、実行犯と全く同じ(あるいはそれ以上に重い)「共謀共同正犯」として裁かれます。

過去の広域強盗事件(いわゆるルフィ事件など)の裁判の動向を見ても、首謀者や指示役には検察から「死刑」や「無期懲役」が求刑されるのが極めて妥当な線です。

羽田空港で海外へ高飛びしようとしていた28歳の男。彼は自分が「トカゲの尻尾」であることを自覚し、命からがら逃げようとしていたのかもしれません。

いずれ捜査が進み、彼の「実名」が全国に報じられる日が必ず来ます。しかし、その名前が呼ばれるのは華やかな上級国民のリストではなく、一生出ることのできない冷たい刑務所か、あるいは死刑台へ向かう拘置所の廊下においてです。

若者たちを使い捨て、人の命を奪った代償は、彼の残りの人生すべてをかけて支払われることになります。警察の執念の捜査が、さらに上にいる「真の黒幕」にどこまで迫れるのか、今後の展開から目が離せません。

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